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- 花の特徴
- 茎先に1つずつ花をつける。 花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつき、釣鐘状で下向きに咲く。 外側は長くて白い毛で被われ、内側は暗い赤紫色をしている。 中にはたくさんの雄しべと雌しべが詰まっている。
- 葉の特徴
- 根際から生える葉は2回羽状複葉で、長い柄がある。 小葉は深く裂ける。 茎につく葉には柄はない。 根際から生える葉や茎には長くて白い毛が密に生える。
- 実の特徴
- 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。 種子の先の1つ1つに長い花柱が伸びる。 花柱には灰白色の羽毛が密に生える。
- この花について
- 花の咲く時期には丈は低いが、花の後に伸びる。
- その他
- 環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。 和名の由来は、実の様子を老人の白髪に見立てたものである。 古くは「ねつこぐさ」の名で万葉集にも詠まれている。 江戸時代に多くの園芸品種が育成されたという。 根を乾かしたものを生薬で白頭翁(はくとうおう)と呼び、解熱剤などに用いられる。 属名の Pulsatilla はラテン語の「pulso(鳴る)」の縮小形である。花の形を鐘にたとえて名づけられた。 種小名の cernua は「前屈した」という意味である。
<基本データ>
- 花名
- 翁草
- 科名
- キンポウゲ
- 属名
- オキナグサ
- 学名
- Pulsatilla cernua
- 分布
- 本州の青森県から九州 朝鮮半島や中国大陸
- 生育地
- 日当たりのいい草地
- 植物のタイプ
- 多年草
- 大きさ・高さ
- 10~40センチ
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